ジョジョの奇妙な冒険Part6ストーンオーシャンを読み終えての巻。

荒木飛呂彦の大河漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』を読み終えた。刑務所の中から始まった話が、最後には宇宙にまで行くとは・・・。オゾン層とサブリミナル効果でカタツムリ、重力と時間の関係・・・。やっぱり面白いし、とても壮大で感無量です。自動車が飛んでこようがナイフが何本も降ってこようがもう驚かない。時は止めるし時間は加速して最後には宇宙が一巡してしまう。最後はああいう終り方をするのかぁ。空条徐倫が巻が進むにつれて美人に見えてくるのが不思議だった。お気に入りだったウェザー・リポートが死んだのには残念（一応生きてるのか？）。ナルシソ・アナスイが徐倫に冗談っぽく結婚を申し込むような場面が好き。そして、やっぱり空条承太郎はかっこいい。でも父親っぽいところを見せるのがなんと言うか・・・。エンポリオ・アルニーニョがウェザー・リポートのディスクを挿入した１コマ、スタンドのポーズが何とも言えない絶妙なスタイル。左膝を上げて、右手は腰に、左拳を胸の前にして腕を縦にする。これがいい絵で勇ましさと美しさが同時に見えた。話の途中で岸辺露伴の名前が出たときはウケた。これでジョースター家とDIOの因縁は一応完結か・・・。カエルが多すぎると蛙嫌いな嫁も読んでいる「ジョジョの奇妙な冒険（第６部）ストーンオーシャン」。まだ読んでない人にはおすすめです。